親指投票(Roman Voting)
https://gyazo.com/f35853aa1035b55633287da2f6c6aa65
https://www.creationline.com/tech-blog/agile-devops/agile/28961
状況/背景/コンテキスト
会議や議論の中でアイデアは出ている
しかし、賛成・反対・保留といった意思表明がなかなか出てこない
誰がどの立場なのか分からないまま議論が始まり、話が拡散する
結果として、決まらない・時間がかかる・疲れる会議になりがち
特に「まずは試してみるかどうか」を決めたい場面で起きやすい。
解決したい問題
人は、いきなり言葉で賛否を表明するのが難しい
空気を読んでしまう
反対意見を言うことへの心理的ハードルが高い
まだ考えが整理できていない
その結果、以下の状態に陥りやすくなる
意見が出ない
誰も決断しない
議論が前に進まない
そこにあるフォース
早く決めたいが、強引には進めたくない
全員の納得感も大事にしたい
とはいえ、全員が十分に言語化できるとは限らない
話し始めてから「実は反対だった」と分かることもある
意思表明のコストを下げつつ、立場を可視化したいという緊張関係がある。
解決策
議論を始める前に、親指の向きで、今の立場を表明する**親指投票(Roman Voting)**を行う。
👍 親指を上:賛成、ポジティブ、やってみたい
👉 親指を横:どちらでもよい。強い意見はなく、みんなの判断に乗る
👎 親指を下 :反対、懸念がある、リスクを感じている、もう少し話したい
「せーの」で一斉に出すことで、 言葉にする前の立場表明を先に行う。
結果
誰がどの立場なのかがその場に出揃い、すぐに分かる
反対や懸念が「問題提起」として自然に扱われる
議論の焦点が明確になる
場合によっては、その場で意思決定できる
例:
親指が下の人がいれば、その懸念について短く話す
大半が親指上なら、「まずは1週間やってみる」と決める
最初の一票が、その後の議論を滑らかにする
注意点
心理的安全性が低い場では、全員が親指を上にしてしまう等、形骸化することがある
「親指を下=否定」ではなく、「懸念を表明してくれている」と扱う姿勢が重要
決定のためだけでなく、議論の入口として使うのがコツ
#会議のやり方